神奈川県が海浜利用者参加型の「平成22年度津波対策訓練」を湯河原海水浴場で実施し、湯河原ライフセービングクラブとして参加。
県西部地震の発生を想定して、自主防災組織を中心とする地域防災力の強化や関係各機関の相互連携の強化等を図るため、地元自主防災組織やライフセーバー、消防、警察、自衛隊、第三管区海上保安本部、神奈川県水難救済会など約30機関の参加、協力を得て、津波到達前の避難誘導、津波によりさらわれた漂流者の救出・救助などの訓練が実施されました。
今回の訓練は、海浜利用者にも避難に関する情報伝達を行い、避難誘導訓練に実際に参加していただくなど、より実践的なものとなっていました。また、防災関係機関の航空機4機と船舶5隻が参加し、ヘリコプターによる漂流者の吊上げ救助や、船舶から救助隊員が海に飛び込み、漂流者を船舶に引き上げる訓練などが実施されました。
私達、湯河原ライフセービングクラブでは、最初に海浜利用者の避難誘導を行い、マリンジェット、レスキューボードを使用して安全輸送を行いました。 また、沖の休み台から逃げ遅れてしまった遊泳者を想定し、レスキューボードでの救助訓練を行いました。